農地・水・環境保全向上対策(平成21年12月号)
農地・水・環境保全向上対策とは、農家と地域住民が力をあわせて農業資源を守っていこうという取り組みです。今回は「八の割資源保全組合」と「2農区環境保全組合」の活動を紹介します。
活動紹介
八の割資源保全組合(白石地域・八の割)
川﨑代表から一言
八の割資源保全組合は、北明小学校区のほぼ中央に位置する集落で活動をおこなっており、他地区からの入り作者を含む75戸(うち非農家15戸)により、農用地約41haで活動をおこなっています。当組合は、平成19年度から事業に取り組んでおり、点検活動と機能診断により、農業用施設の老朽の程度を確認し、その結果をふまえ、緊急性の高い箇所から取り組みをおこなっています。開水路については、2年間で約1000mの泥上げをおこない、開水路の機能回復に務めています。このほか、クリーンデーにあわせておこなう開水路の水草除去作業や除草作業、子供クラブ・婦人会・老人会などの協力を得ておこなう年数回の空き缶・ゴミ拾い等の活動をおこなっています。今後は、水管橋や井堰等の簡易塗装などの農業用施設の維持管理を実施し、さらなる農村環境の向上に向けて活動していく予定です。
(開水路の水草除去)
(道路のゴミ拾い)
水路法面補修のための木柵の設置
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(3)
(4)
2農区環境保全組合(有明地域・新明)
原巻代表から一言
2農区環境保全組合は、有明干拓地域内の新明地区と新拓地区の2ヵ所で活動をおこなっています。当地区は、白石町内でも農業が盛んな地域の1つであり、地区外からの入り作者を含め60戸により、農用地約100haで活動をおこなっています。当組合では、農家を中心に生産組合、老人会、女性部、子供クラブ等で活動をおこなっており、昨年度は、集落の皆さんの協力を得て、農道や水路法面等の草刈り、小水路の泥上げ、農道の補修作業等をおこないました。地域環境を良くするために、女性部を中心に空き缶等のゴミ拾いや花の植栽をおこないました。また、その活動の一部については、子供たちと一緒に活動をおこないました。今年度も、草刈り、農道の補修、パイプライン等農業用施設の保守・管理、農道法面への芝の植栽やゴミ拾い、花の植栽など、環境の向上にむけた活動もあわせておこなっていきたいと思っています。今後も地域の皆さんと協力して活動をおこない、農業の振興と地域環境の向上を図り、次の世代につなげていきたいと思っています。
(道路への砂利の補充)
(小水路の泥上げ)
(道路のゴミ拾い)
(道路法面への芝の植栽)
役場から活動組織の皆さんへ(お知らせ)
堰板(角落とし)の錆や損傷を防ぐため、非かんがい期に屋内保管・冬期間の防寒対策を計画されている活動組織の方は、適切な対処ができているかご確認ください。
このページに関するお問い合わせ先 農村整備課 電話(直通):0952-84-7122