下水道使用料を令和7年5月使用分から改定します。
下水道事業では、人口減少などによる下水道使用料の収入減少が見込まれ、また、物価の上昇や施設などの老朽化による維持管理費の増加など、経営環境は厳しさを増しています。下水道事業の健全かつ安定した経営を将来にわたり継続していくため、下水道使用料を改定します。
下水道を使用している皆さんのご理解とご協力をお願いします。
白石町下水道事業の現状
白石町下水道事業は、町民の快適な暮らしや良好な水環境を保つため、特定環境保全公共下水道事業、農業集落排水事業の使用料(以下、「使用料」という。)などで運営しています。
使用料は下水道施設などの光熱水費、点検、修繕などの維持管理の費用に使われていますが、人口減少などによる下水道使用料の収入減少、物価の上昇や施設などの老朽化による更新需要の増加により、下水道事業の経営は今後一層厳しくなることが予想されます。
本来、維持管理費は使用料で全額を負担することが原則ですが、現状、使用料だけではまかなうことができず、不足する額は一般会計からの繰り入れなどにより運営している状況です。このまま下水道接続世帯にかかる維持管理費を一般会計からの繰り入れで補い続けることは、他の行政サービスに使えるはずの一般会計の収入を下水道事業に使うことになり、一般行政サービスの低下を招く可能性があります。
改定の内容
現状をふまえ、令和6年3月に中長期的な経営の基本計画となる「白石町下水道事業経営戦略」の見直しを行い、計画期間内(令和6年度~令和15年度)に維持管理費を使用料だけでまかなうことができる適正な使用料を検証した結果、現在の使用料を66%引き上げる改定が必要となることがわかりました。
しかし、使用料の大幅な引き上げは使用者への負担が大きいことから、段階的に引き上げを行うこととし、令和7年度に15%、令和10年度に20%、令和13年度には再検証したうえで適正な使用料となるよう改定する予定です。
使用料体系(1ヶ月あたり、税抜)
汚水量ごとの使用料は
下水道使用料早見表 (PDFファイル; 63KB)で確認できます。
新使用料の適用時期
新使用料の適用時期は、令和7年5月使用分(7月検針分)からとなります。
そのため、7月請求分から新使用料での請求となります。
このページに関するお問い合わせ先 生活環境課 下水庶務係 電話(直通):0952-84-7118