ノロウイルスによる食中毒に注意しましょう
ノロウイルスによる食中毒は11月から2月の寒い時に流行します。
ノロウイルスは非常に強い感染力をもち、少量でも手指や食品などを介して、経口で感染し、ヒトの腸管で増殖し、おう吐、下痢、腹痛などを起こします。健康な方は軽症で回復しますが、子どもやお年寄りなどでは重症化したり、吐ぶつを誤って気道に詰まらせることがあるので注意が必要です。
手洗いや食材等の十分な加熱を心がけ、感染予防に努めましょう。
ノロウイルスによる食中毒リーフレット (PDFファイル; 489KB)
感染経路
食品からの感染
- 感染した人が調理などをして汚染された食品
- ウイルスの蓄積した、加熱不十分な二枚貝など
人からの感染
- 患者のふん便やおう吐物からの二次感染
- 家庭や施設内などでの飛沫などによる感染
主な症状
吐き気、おう吐、下痢、腹痛、微熱が1~2日続く。感染しても症状のない場合や、軽い風邪のような症状のこともあります。
乳幼児や高齢者は、おう吐物を吸い込むことによる肺炎や窒息にも要注意です。
予防方法
患者のふんや吐ぶつには大量のウイルスが排出されます。
- 食事の前やトイレの後などには、必ず手を洗いましょう。
- 下痢やおう吐等の症状がある方は、食品を直接取り扱う作業をしないようにしましょう。
- 胃腸炎患者に接する方は、患者のふん便や吐ぶつを適切に処理し、感染を広げないようにしましょう。
特に、子どもやお年寄りなど抵抗力の弱い方は、加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱して食べましょう。また、調理器具等は使用後に洗浄、殺菌しましょう。
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このページに関するお問い合わせ先 保健福祉課 健康づくり係 電話(直通):0952-84-7116