農地・水・環境保全向上対策(平成23年3月号)
農地・水・環境保全向上対策とは、農家と地域住民が力をあわせて農業資源を守っていこうという取り組みです。今回は、「馬田地区・資源環境を保全する会」と「神辺水と緑を守る会」合同でおこなわれた水質保全の取り組みをご紹介します。
馬田・神辺子供会合同の夏休み環境学習
大町町から白石町へ架かる馬田橋から南へ広がる「馬田地区」と同地区の西部と隣接する「神辺地区」で合同開催された「環境に優しいEM菌団子、EMぼかしとEM活性液づくり」についてご紹介します。
地域環境をよくするため、平成19年度・平成20年度に水路の生き物調査や水質調査が実施されました。
その結果、水質改善の必要性を実感されたため、平成21年度・平成22年度は、水質保全のためにEM
菌団子、EMぼかしとEM活性液づくりが実施され、水路への投入がおこなわれました。
(講師の講話を聴く子供たち)
EM活性液づくり
(EM活性液づくり)
(できあがったEM活性液をペットボトルへ)
EM菌団子づくり
(土にEM活性液を少量ずつ入れて混ぜ、よくこねる)
(空気を抜きながら、野球ボールくらいの大きさの団子をつくる)
EM菌団子を作成し、日陰の涼しいところに10日前後置き、
カビを発生させ、茶色かったEM菌団子が白くなったら出来上がり。
EMぼかしづくり
EM活性液を籾殻、米ぬかによく混ぜ合わせる。EM活性液の配合の目安については、全体に湿り気が行き届く程度。
EM菌団子、EMぼかし、EM活性液が完成
今回の環境学習で使用された、米ぬか・もみ殻などは周辺の農家から無償で提供され、米のとぎ汁・ペットボトルは各家庭より持ち寄られました。
また、参加者の方々も、ボランティアで取り組まれました。
このページに関するお問い合わせ先 農村整備課 電話(直通):0952-84-7122