しろいし緑の芸術祭5作品のご紹介
【しろいし緑の芸術祭】
「食と農」の町である白石町を舞台に、風土や歴史、文化、食と人をアートでつなぐ試みです。
【第一期しろいし緑の芸術祭作品】
作家:原 良介
作品:「〇△□の彫刻」「陽の輪」
場所:妻山神社境内
画家の2次元的、絵画的観点からつくられる手びねりの磁器彫刻作品。
「○△▢の彫刻」
福岡市、聖福寺の禅僧、仙厓義梵(1750-1837)の代表作の一つである墨画「○△▢」に着想を得て制作しました。
○は月、△は妻山神社が置かれる里山、▢は有明海を表し、この神社がある環境そのものがモチーフになっています。
「陽の輪」
夏越しの神事である茅の輪くぐりにちなみ、空や海に輝く光を輪の形で表現しました。
作家:塚本 猪一郎
作品:「いつものところで」
場所:ふくどみマイランド公園
ふくどみマイランド公園に入った瞬間に「ここのシンボルになるような親しみが持てる作品ができたらいいな」
と思い、私の作品づくりが始まりました。町民の方にお話を伺うと、ここは地元の祭りをはじめ、町民が集まる
馴染みのある場所、また、公園内の遊具はリニューアル中だったのですが、地元の子どもたちの遊び場であること
が分かり、そこから「人が集まり、楽しく話し合い、時には待ち合わせする」ようなイメージが湧き、作品の形が
徐々に見えてきました。下絵を描き、試作を作って、等身大パネルも作成して、人と人が向き合ったように見える、
親しく話すように見える作品「いつものところで」が完成しました。ふくどみマイランド公園が、これからも普段
使いで、気兼ねなく会話できる馴染みの場所でありますように。
作家:木下 友梨香
作品:「植物と」「太陽と」「海と」
場所:ふくどみマイランド公園
この作品は、白石町の風景と歴史を象徴的に描くことで、ふるさとへの思いとその土地とのつながりを
表現しています。畑に広がる植物、広い空と太陽、そしてどこまでも続く灰色の海は、白石町で育った私
にとって大切なふるさとの景色です。 この作品を通じて、見る人にとってアートが無意識のうちに身近な
ものとなり、自然に親しみを感じてもらえたら嬉しいです。
【第二期しろいし緑の芸術祭作品】
作家:山根 晋
作品:「深記憶録-空間-佐賀白石」
場所:稲佐神社 客殿
この作品は白石町に住み働く110名の最も古い記憶を語る音声とその記憶に関連した写真からなる
稲佐神社の客殿を用いた空間インスタレーション作品です。
作家:高橋 漠
作品:「えんえん(Endless/Relationship)」
場所:縫ノ池
延々と湧き出る水のイメージと地域の縁が繋がっていくイメージを、一筆書きのドローイングを基に製作
した立体作品。 作品に取り付けられたパーツは「農」において特に大切な要素である「水・土・風・陽の光」
をイメージしています。
【しろいし緑の芸術祭公式情報】
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このページに関するお問い合わせ先 商工観光課 観光係 電話(直通):0952-84-7123