進めよう!男女共同参画(職場編)
気づくことがはじめの1歩
男女ともいきいきと働ける環境づくりに努めましょう!
「女性だから」、「男性だから」などのような性別による役割分担意識に基づく考え方や行動は、職場における個人の生き方を狭めることにつながりかねません。
皆さん自身や皆さんの職場について、日頃の意識や行動を男女共同参画の視点から見直し、女性も男性もその能力を十分発揮できるような環境をつくりましょう。
職場で性別による差を感じた事は・・・?
(H17年度「男女共同参画に関する町民アンケート」結果より)
- 給料、待遇。昇進。
- 職場の掃除やお茶入れは、女性の仕事と決まっている様な感じがする。
- 社内での立場、責任感の重要度、接客。
- 考えを言った時など、足を引っ張るのはまわりの女性に多い。
(女はだまって、男性の意見に従うのがいいと思っている人が沢山いる。)
- 人間として不平等にする事は、よくないと思う。身体的、又は思考内容の差異を
考えた平等が必要。いたずらに平等を誇張する節を時々感じる。
職場では仕事以外でも協力しあって・・・!
「女だから、男だから」という考えから、掃除やお茶だしなどの雑用を当然のように女性の役割にしてしまっていませんか。
性別による役割分担意識にとらわれず、掃除・お茶だしなどについても男性と女性が協力しあって行いましょう。
個々人を尊重した職場つくりに努めましょう!
職場におけるセクシュアル・ハラスメントは、個人としての尊厳を不当に傷つけ、その就業環境を悪化させてしまいます。
※どういう行為がセクハラにあたるの?
明確な答えはありません。ただ、性的な意味合いを持つ行動で、相手が望まないなら、それはセクハラとなります。「子供はまだ?」と繰り返して尋ねるといったことも、性的な行為として認識されず無意識に行われている場合がありますが、こうした行為も相手が不快と感じればセクハラとなる可能性があります。
※これも立派なセクハラです。
必要もないのに気軽に相手の身体にふれたり、チャンスを利用して故意に身体を密着させることは、痴漢行為に等しいことです。親しみを込めたつもりかもしれませんが、大きな勘違いです。
※酒の上では・・・は、許されません。
「浴衣で参加させる」「お酌を強要する」「チークダンスを強要する」など、性的な関心をそそるようなことを強制してはいけません。「お酒が入れば無礼講」などということは、通用しません。職場の旅行などで「異性の上司の隣の席を勧める」「無理矢理デュエットをつき合わせる」など、本人が不快に感じる事をさせるのもセクハラです。
労働者個々人の意識はもとより、事業者自身、セクシュアル・ハラスメントを
許さない事を雇用管理方針として明確にし、これを従業者に周知・啓発する事に努めましょう。
このページに関するお問い合わせ先 企画財政課 電話(直通):0952-84-7112