猫塚(秀林寺)

国道207号線の「白石町役場入口」交差点を白石共立病院の反対に曲がり、三つめの交差点を左折し、『煌き館しろいし』北側道路の奥に秀林寺があります。

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猫塚(秀林寺)

秀林寺に「猫大明神」の祠があります。これは白石化け猫騒動に関係して、猫の供養的意味合いのものです。たいへん主人思いの忠義をつくしたネコだったのでしょう。
忠犬ハチ公ならぬ、忠猫コマといったところでしょうか。物語は以下のとおりです。
今から四百年あまり昔のことです。ある夜、佐賀藩主鍋島勝茂と又一郎なるものが碁をうっている最中、又一郎の様子がおかしくなったため、恐ろしくなった勝茂は又一郎を斬り殺してしまいました。又一郎が殺されたことを聞いた母親は、飼い猫のコマに「どうか息子の仇をとっておくれ」と言って自殺してしまいました。
その死体から流れた血をなめた飼い猫はどこかへ姿を消しました。
その事件のあと、勝茂は毎晩うなされるようになりました。勝茂の妾(側室)お豊の方の様子がおかしいのに気づいた千布本右衛門は、こっそりお豊の方の見張りをするため庭に隠れて待っていました。お豊の方が廊下を歩いてくると、なんと、白い着物のすそから先がいくつにもわかれ、うねうねと動く猫のしっぽがみえました。お豊の方が勝茂の部屋にはいると、うめき声と女の笑い声が聞こえ、障子に大きな猫の影がうつっていました。本右衛門は障子越しに槍で力いっぱい突き刺しました。真っ赤な血が障子に飛び散りました。そして障子をあけてみると爪と牙で槍をつかんだ大きな白い猫がたおれていました。
その後、千布家では男子が育たなかったので、化け猫のたたりではないかということになり、菩提寺の秀林寺に「猫塚」を再建、「猫大明神」としてまつりました。

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